死のドレスを花婿に (文春文庫)

評価は★★★☆(満点は★★★★★)
章が進むにつれてソフィー対する印象が変化していく。2章でフランツに操られていく様を見ているとソフィーに感情移入したくなる。ソフィーがどこかでフランツに反撃することを期待し、その通りに物語が展開していく。カタルシスを感じるはずが、何とも言えない微妙な感覚が残った。さすが洋物イヤミス名手だね。

死のドレスを花婿に (文春文庫)

死のドレスを花婿に (文春文庫)