一杯の紅茶の世界史 (文春新書)

紅茶と言うキーワードにひかれて図書館から借りて読んだ。


ぼくがいわゆる紅茶の中でダージリンが好きなのは、ダージリンだけが中国種の茶を原産としていて、他の地域の紅茶はアッサム種だからなんだ。たしかにアッサムは渋味が強すぎて、ストレート派のぼくとしてはあまり好きなお茶じゃないんだ。でも、同じアッサム種でもセイロン茶はけっこう好きなんだけどね。


それと、ラプサンスーチョンとかアールグレイは、質の低い茶葉をイギリス人に好まれた正山小種としてごまかすために生まれたらしい。どちらも好きなお茶だけにちょっとはショックを受けてしまった。特に、ラプサンスーチョンの香りは美味しくするために付けたと信じていたのに...

一杯の紅茶の世界史 (文春新書)

一杯の紅茶の世界史 (文春新書)