ロッキー、寂しがりや

ロッキーが一番嫌いなことは、カツオ節を我慢することでもオモチャを取り上げてしまうことでもなく、ひとりでいることがなんだ。


そんなロッキーだから、僕たちが出かける雰囲気を察知したらドアの前で寝転がって邪魔するのも分かるような気がする。
だからといって、ロッキーが寝ている間に出かける方が、もっと大変なんだ。目が覚めたときに誰もいなかったら、ロッキーはちょっとしたパニック状態になって大暴れしたりすることもある。
昨晩、ロッキーが寝ている間に寝室に行ったら、ロッキーはいじけちゃったみたいだ。夜は寒かったのにかみさんのフトンのところにも来ないで、リビングの床でじっとうずくまっていた。寝ているところを起こしちゃ悪いなと思ったけど、ひとりにしてしまったことの方がつらかったみたいだ。