(レポート)第66回富士登山競走 、山頂コース

今日は今年の目標レースの一つ、富士登山競走に参加した。


アラームを3時45分にセットしたのに、4時45分にかみさんに起こされてしまった。
早めに食事をして体調を整えたかったんで、これが本日第1のミス。


宿泊したホテルの前から6時過ぎに会場行きのバスが出るんで、それに乗ることにした。
会場である富士吉田市役所に着くと既にかなりの人がスタート地点に並んでいた。
五合目行きの荷物を預けたら、そそくさとスタートの列に並んだ。
Bグループのかなり後方になってしまった。これが本日第2のミス。


山頂コースは7時にスタート。
中の茶屋の整ったロードは飛ばすつもりなのに、ペースが上がらない。
神社横に入った当たりで、靴のヒモが解けてしまった。
サイドに立ち止まり、結び治す。
しばらくすると、ボトルを落としてしまった。
この2つのミスでペースが乱れてしまった。
苦手な登りなので、ペースを回復することができない。

中の茶屋過ぎると傾斜が急になるし、道が悪くなる。
ペースが落ちるのはしょうがないけど、なんかバテてきたような気がする。
ついに、馬返手間で歩いてしまう。
去年は走り切れたのに・・・


馬返の通過は1時間10分ほど。
去年より5分もタイムを落としている。
逆に、ここまで楽をしたから余力があるはずと気持ちを切り替える。


そう思いトレイルでペースアップを図ったけど、最初だけだった(^_^;
徐々に遅くなり、三合目過ぎにマキちゃんに抜かれてしまった。
この時点で完走が厳しくなったと感じた。


既にヘトヘトになりながら、五合目の関門である佐藤小屋に到着した。
タイムは2時間17分ほどで、去年より10分以上も遅い。
関門時間まで残り3分か・・・このタイムだと完走は不可能だろう。
リタイアという言葉が頭を過ぎる。


でも、来年のためにレースペースで八合目まで行くのも経験だと思い、レースを継続することにした。
それに、奇跡のペースアップがあるかもしれないし(^_^;


しかし、当然ペースは上がらず、周りに着いていくのがやっと。


七合目を過ぎるときつめの岩場が現れる。
何故か、岩場に入ってからはいい感じで登れるようになった。
意外にクライマーが似合っているかも(^_^;


そうこうしているうちに八合目の山小屋に到着した。
関門時間まで残り20分ほど。
八合目は山小屋が多く、関門のある富士山ホテルはまだまだ上にあるみたい。


がんばって登り、いくつかの山小屋を通過したけど、関門にたどり着く前にタイムアップになってしまった。


さすがにくじけたけど、淡々と第二関門を目指す。
制限時間を15分ほどオーバーして第二関門を到着した。


残りのルートを考えると、完走するためにはここまで20分は短縮しないとダメそう。
来年も参加するとしたら、戦略とトレーニングを練り直す必要があるな。


関門近くの山小屋でペットボトルの水を購入した。
かなり高いところのお店なので、値段も高く500円もした(^_^;


さっさと下界に戻りたいと思い、落ち込んだ気持ちのまま下山を始める。
足は残っているからけっこう早いペースで走れる。
この走りだけならリタイアしたと思われないだろうな(^_^;
50分ほどで五合目に到着し、今年の富士登山競走は終了した。


来年に向けては反省点が多いことは確かだ。
ただ、いい点もあったから記録に残しておく。

・装備が想定通りだったこと
 シューズは古いターサを選択したけど、トレイルも問題なく走れた。

・足を攣らずに登り切れたこと
 まあ、ペースが遅すぎたと言えるかもしれないけど(^_^;


山頂コースを完走して、富士登山競走を卒業するつもりだった。
また、来年もチャレンジしなきゃね。