川あかり (双葉文庫)

評価は★★★★(満点は★★★★★)
藩一の臆病者と自他とも認められる七十郎が藩の有力者の暗殺を命じられる。それでも武士としての生き方を失わないところに、回りに集う人たちだけではなく、読者である自分も感化されてしまう。実弥・おさと・お若、三人の女性にも慕われるようになるが、彼女たちとの関係も物語の魅力の一つ。この人と幸せになって欲しいと思っていたとおりになってよかった。
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川あかり (双葉文庫)

川あかり (双葉文庫)