叛徒
評価は★★★★(満点は★★★★★)
七崎は義父を「売った」ために家族が崩壊した。そうした正義感を持つのに、息子を救うために誤訳した七崎の気持ちを思うとつらい。もう警察官としてのキャリアには良い結末が待っていないと思っていた。絡み合う複数の事件の真相が明らかになるにつれ、関係者が「優しさ」から動いていたことが分かり、胸がきゅんときた。ただ、沙紀だけがそのままで終わってしまった。その後が気になる。それに沙紀の女王様スタイルを見てみたいし。
コメントは読書メータを見てください。
- 作者: 下村敦史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/01/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (6件) を見る