戦場のコックたち

評価は★★★☆(満点は★★★★★)
読むのに恐ろしく時間がかかってしまった。理由は二つ。緻密な描写でページ数の割にボリュームが多かったこと。それと、登場人物が外国人ばかりでなかなかなじめなかったこと。ミステリーとしての面白さよりも、戦場のドキュメントとしての方が強く心に残った。確かに、戦後PTSDに苦しんだ兵士が多いのも納得できる。それだけに、エピローグで生き残った者達が40年後に集まるシーンが感動的だ。前半は読み飛ばした所も多く、惜しい気がするんで再読したい。

戦場のコックたち

戦場のコックたち