君の膵臓をたべたい
評価は★★★★☆(満点は★★★★★)
緩慢な死とその後のゆったりした余韻を予感していただけに、急な訪れは驚きだった。死を受け止めると言うことを考えさせられた。とメインストーリーもよかった。
でも、主人公の台詞回しを読んでいると常にある作家が頭から離れなかった。そして、主人公の名前を見て、ニヤリ。こういう遊びも楽しめる作品だった。もう一人の作家の作品に詳しければ、もっと違う味わいがあったのかもしれない。
次作をさっそく図書館に予約した。デビュー作だけの一発作家かどうか気になる。
- 作者: 住野よる
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/06/17
- メディア: 単行本
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