太平洋の試練 ガダルカナルからサイパン陥落まで 下
評価は★★★★(満点は★★★★★)
この巻に入ってからは日米の差が開く一方。旧日本軍に批判的な立場とは言え、日本人として読むのがつらい。工業力の違いが一番の理由だけど、戦いをフィードバックするシステムの差も大きかったと思う。
トピックスとしてはレーダーの話が面白かった。日米海軍のレーダーへの取り組みの差は知っていたけど、日本陸軍がレーダーに力を入れていたのは初耳。戦闘機を次々と導入したり、陸軍はテクノロジーを重視していたのかもしれない。
3部も楽しみ。2年後が待ち遠しい。
- 作者: イアントール,Ian W. Toll,村上和久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
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