大東亜戦争 敗北の本質 (ちくま新書)

評価は★★★(満点は★★★★★)
旧日本軍が負けたことを分析した本としてはよくまとまっている。ただ、この分野の本を読み続けた者としては当たり前の内容に終始していたんで、物足りなさを感じる。
著者は、大戦略(グランドストラテジー)の欠如を大東亜戦争の敗因をしてあげている。その点は同意できる。が、なぜ、大戦略を作り上げることができなかったのか、全くできていない。著者は当然気づいていると思うけど、右寄りのみとしてはかけなかったんだろうね。ぼくも書けないけど(^_^;

大東亜戦争 敗北の本質 (ちくま新書)

大東亜戦争 敗北の本質 (ちくま新書)