日米開戦と情報戦 (講談社現代新書)

評価は★★★★(満点は★★★★★)
日米開戦へ至る道をインテリジェンスの観点で詳説している。日本は情報戦で米英に後れを取っていたという説が間違っていたことを知った。情報を生のまま使うのではなく、専門家の分析を経た後インテリジェンスとなることが事例と共に理解できた。そう言う意味ではよい本だけど、仏印進出の過程のページを割きすぎているように感じる。もう少し時代を拡げて様々な事例を紹介して欲しかった。

日米開戦と情報戦 (講談社現代新書)

日米開戦と情報戦 (講談社現代新書)