真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)

評価は★★★★(満点は★★★★★)
まよパン最終巻。母の死を乗り越える話と想像していたけど、物語は5年後から始まる。希実が引きこもりになったり、弘基がクレバヤシを止めてフランスにいたり、斑目氏が結婚して子供がいたり、おまけに希実と弘基が付き合っているなど、あっと驚く出来事が起こっていた。登場人物達のサイドストーリーを紡ぐ中で前巻からの空隙を埋めていき、物語が閉じる。言い終わり方だった。時間があれば、最初から読み返したい。

真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)

真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)