真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)
評価は★★★★(満点は★★★★★)
まよパン最終巻。母の死を乗り越える話と想像していたけど、物語は5年後から始まる。希実が引きこもりになったり、弘基がクレバヤシを止めてフランスにいたり、斑目氏が結婚して子供がいたり、おまけに希実と弘基が付き合っているなど、あっと驚く出来事が起こっていた。登場人物達のサイドストーリーを紡ぐ中で前巻からの空隙を埋めていき、物語が閉じる。言い終わり方だった。時間があれば、最初から読み返したい。
- 作者: 大沼紀子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 文庫
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