起業バカ (ペーパーバックス)

脱サラなどで起業して失敗しちゃった人たちの事例を集めた本だ。
この本で登場する人たちは事業の失敗というよりもベンチャーゴロなんかにだまされて倒産しているので、ベンチャーの起業と淘汰は経済成長に必要なダイナミズムだと切り捨てちゃうのはかわいそうだ。ただ、この人たちも経営に対して甘い考え持ったナイーブな人たちだったので、起業を考える人の反面教師になるかな。


フランチャイズ本部としてのコンビニの話も出ていたが、ちょっと気になる点があった。
ぼくは、コンビニ関係のシステムを担当しおり某コンビニと付き合いがあるんだ。トラブルがあったときの対応なんか見ていると
お客様 > オーナー > FC本部 > ベンダー (ぼくはここ...)
ていう力関係に見えるんだ。
もちろん、FC本部は確実に収益を得るようなビジネスモデルになっているんだろうけど、FC本部は結構オーナーに気を使っているはずだ。

起業バカ (ペーパーバックス)

起業バカ (ペーパーバックス)