巨峰の丘マラソン, 10キロ, 54:34

前日までの曇り予想が外れて、晴天になった。しかも、巨峰の大会にしては気温がそれほど上がらず、まずまずのコンディションになった。本当はもっと涼しい方が走りやすいのは当たり前なんだけど、それじゃこの大会らしくない。


せっかく天候は良くなったのに、ぼく自身のコンディションが最悪に近かった。昨日のエアロで足を痛めてしまい、レースペースで走れるか心配な状態だった。
しかも、巨峰の丘は火祭りと並んでタフなコースだ。どちらもアップダウンがきつくて、スタジオレッスンで例えるなら上級ステップに匹敵するほど足へのダメージが大きいコースだ。
当然、今の状態でまともに走れるはずはないし、明日のイベントレッスンへの影響を考えて、アップの多い前半は30分、後半は少し楽なコースなので25分といつもより控えめなタイムを目標にした。


スタートから2キロぐらいにある10キロの最大の急坂までは、ゆったりとしたペースで行った。ここまではほぼ無風に近く体温が上がって、けっこうきつく感じた。
この急坂を登り切ったら涼しい風が吹き始めたので、一息つくことができた。最初の給水を過ぎた辺りから急な下り坂になるが、足への負担を少なくするためにここはブレーキをかけて走った。
その後は5キロ地点まで登りが続くんだけど、5キロのラップは30分40秒とほぼ予定通りだ。


5キロ過ぎからまた急な下り坂になる。初めはブレーキをかけていたんだけど、かえって足に負担がかかっているようなので、下るペースに任せて走ることにした。
この急坂を終えると残り1キロ地点までは、急なアップダウンがないのでキロ5分を少し切るペースで走った。残り1キロ地点でのラップが19分ちょっと、結構いいペースで走っていたつもりだったんだけどやっぱり足をかばっていたんで例年より1分は遅いな。


巨峰の丘マラソンの最後の難所が残り1キロからのきつい上り坂だ。ここまでもかなりきついコースなので、この登りはかなり堪えるんだけど、今日はまだ足が残っていたから飛ばしてみることにした。
急坂を登り切ったところでちょっとだれたけど、ラスト1キロを4分40秒とここだけは自己ベストを出すことができた。


途中ちょっと痛みは出たけど、最後まで走りきることができた。この様子だと明日の平野さんのイベントにも参加できそうだ。
ただ、大事を取って矢向さん@宮崎台はパスするつもりだ。宮崎台でぼくが来るのを期待している人がいたら、すみませんね。そんな人はいないって >> 自分