第1回那須塩原ハーフマラソン、ハーフ、1:33:50(自己計測)

9月の巨峰の丘マラソンに参加して以来、レースも練習も全く走っていないのに、1時間35分というここ数年でのベストタイムを出してしまった。


その原因をいくつか考えてみた。

  1. 前半登りで、後半降るというぼくにとってタイム出しやすいコース設定。小川和紙ラソンと似たコースなんだけど、こちらの方が高低差が少ない分、走りやすい。本当はフラットなコースの方がいいんだろうけど、ぼくは軽いアップダウンがある方が走りにリズムが出るので好きなんだ。
  2. 周回コース。折り返しコースだと、ランナーとのすれ違いで目が疲れるから、あまり好きじゃない。
  3. 参加者が少ない。ハーフは800人前後とぼくが参加する大会としては少ない方だった。そのため、スタートから自分のペースを維持できた。
  4. 天候。快晴で気温もスタート時で15度ぐらいと、絶好のコンディションだった。

と、本当にぼくにとって走りやすい条件が揃っていた。3年前のように定期的に走っていたら、30分を切れたと思う。


今回のターム

     スタート - 5キロ     , 0:22:57 , 22:57:72
	          - 10キロ    , 0:45:18 , 22:21:00
	          - 15キロ    , 1:06:48 , 21:29:50
	          - 残り1キロ , 1:29:30 , 22:42:32
	          - ゴール    , 1:33:48 , 04:18:10

以下は、レースの詳細。
足の状態は良くなったけど、ラン練習をほとんどしていないので、目標は控えめに1時間40分を切ることだ。ペース配分は、前半はキロ5分で入って徐々にペースを上げて、後半キロ4分30秒で行けるところまで引っ張くつもりだ。


スタート前の集合地点はそれほど混んでいなかったから、遠慮せずに比較的前の方に並んだ。そのせいかスタート直後の混雑もあまり感じることなく、すぐに自分のペースで走り出すことができた。無理にスピードも上げずに気持ちの良いペースで走っていたつもりだったのに、入りの1キロは4分38秒と予定よりも30秒ほど速い。ただ、楽に走っていたので、このペースを落とさずに行くことにした。


2キロ過ぎまでほぼフラットで、そこから登りになった。登りと言っても、巨峰や火祭りのような無茶な勾配ではなく、ペースを変えずに走ることができた。

6キロ過ぎて左折した辺りから、降りになった。この降りも緩やかな勾配で足に負担なく走れそうでホッとした。ペースを上げても良いんだけど、先が長いので同じペースで行くことにした。
7キロ地点に最初の給水所。スポンジとスポーツドリンク、水とランのレースでは十分なエイドだ。特に、ちょっと汗をかき始めたところだったので、スポンジは助かる。熱中症対策としてはスポンジってかなり有効だと思うんだけど、ランの大会で導入しているところって少ないよね。
降りに入ってからやや向かい風になった。向かい風って嫌いなんだけど、降りでペースが上がりすぎるのを押さえるのに役立ったから、今日は向かい風に助けられたかもしれない。向かい風がなかったら、15キロぐらいまでもっと速いタイムが出たと思うけど、その代わり最後まで足が持たずにつぶれていたかもしれない。


11キロ過ぎで左折をしてから、ほぼフラットになる。フラットといっても微妙に降っているようなので、ペースは変わらずに行けた。
15キロの通過タイムが1:06:48で、キロ5分に近いペースでも1時間35分を切れそうになってきた。そろそろ、ヒザや右のふくらはぎに違和感が出てきたので、無理をしないで行くことにする。
第2給水所を過ぎて東北道を越えるところで、最後の上り坂になった。でも、100メートルほどだけどね。
18キロ地点の第3給水所まではがんばったけど、さすがに足がきつくなってきたから給水を兼ねて一休みした。少しペースを落として走っていたら、一人の女性に抜かれてしまい、ちょっと悔しくなったからその女性から離れないペースで走ることにした。


残り1キロ地点で左折すると、運動場とゴールの黄色いゲートが見えてきたので、スパートをかける。運動場に入ってすぐにゴールだと思ったら、グランドを4/5周するんだって。スパートをする気力が尽きてきたんだけど、抜かしたおじさんにがんばれよと声をかけられてしまい、最後まで走りきってしまった。
ゴール地点の時計を見ると1時間34分前と、自分でも驚くようなタイムだった。
気分は上々なんだけど、ゴールした直後から激しい筋肉痛になってしまった。さすがに練習不足のときにこのタイムで走るのはきついよね。来年からは週に一日は走るようにしようかな。