第1回南会津トレイルレース

前夜は21時過ぎには寝ちゃったこともあり、5時前に目覚めちゃった。
ロッキーくんがいないのにやっぱり早起き・・・
6時くらいまでベッドで本を読みながら過ごす。


6時半になり朝食に出かける。
昨夜に続きビュッフェスタイル。取りすぎちゃった(^_^;


8時過ぎに部屋を出て、スターと地点のたかつえスキー場に向かう。
ゲレンデを見るとスキーコースとしては平凡な斜面だけど、これを登るとなるとしんどそうな感じ。がんばらなきゃ。


8時45分になり、開会式が始まる。
コース説明になり、ミドルの部の折り返し点が指差されたんで、振り返ってみると、遥か山の上に鉄塔が見える。
あそこまで行くんですか・・・


スタート時間が近づき周りを見ても、マラソン大会とは思えないほど人が少ない。
こじんまりしていい大会かもしれない。


9時になり3部門が一斉にスタートする。それでも、全部で100人もいない。本当に少ないな。


スタート直後は舗装路の下りなので飛ばしたくなるけど、山に入ってからが本番なんでアップ代わりにゆっくり走る。
500メートルほど下り、ペンション通りを登り、1キロほど走って、ゲレンデ脇の登山道に入る。
いよいよこのレースの本番が始まる。


登山道と言っても、割と整備された砂利道で、道幅も広い。
昨日の雨の影響もほとんどなく走りやすい。


スタートから3キロ手前にある給水ポイントまでは傾斜がきつくなく6割程度は走れた。
ここで、5キロコースの人たちは折り返し。
でも、ミドル参加のぼくはまだまだ登る。


傾斜がきつくなりどんどん歩く割合が増えていく。
2キロほど進んで、10キロコースの折り返し地点に到着する。
ボランティアの方から登りは後3キロですよと声をかけられる。
見上げたけど、最高点はまだまだ遠い。


さらに走る割合が増え、ほとんど歩きながら折り返し点に到着する。
スタッフによると21位とのこと。
だいたい中間ぐらいか、まあ、今日の順位は気にしていないけど。
ここからの景色を楽しみにしてきたのに、山頂ではなかったため、それほど見渡しが良くない。


さて、ようやく待ちに待っていた下りになり、気楽に走り始める。
30秒ほど走ったところで、司会が開けている場所に到着する。
10秒ほど立ち止まって下界を見下ろしたけど、絶景!
カメラを持ってくればよかった。


転ばないように足元に気をつけながらも、軽快に飛ばす。
10キロの折り返し地点付近で迂回路になる。
指差された方を見ると、20度以上はありそうな登り。
当然走れるはずはなく、心拍数を上げながら歩いて登る。


登り切って300メートルほど走ると、前のランナーが立ち止まって絶句している。
近くに行くと恐ろしい下りが待っていた。
スキーのスラロームに使えそうなほどの急斜面の下り。
まっすぐ走ると転げ落ちそう(^_^;
ジグザグとターンを切りながら200メートルほど降りる。


普通の登山道ってありがたいなとしみじみ考えてしまった。


給水地点まで降りると再び迂回路になる。
こちらは登山道ではないみたいで、草が生い茂っておりやや走りにくい。
2キロほど下るとロッジ脇にたどり着く。
このあたりだけぬかるんでいてた。


5キロと10キロの人はここでゴールに向かうけど、ミドルの部はもう一回給水地点まで登らなきゃダメなんだよな。
ゴールに後ろ髪が引かれる(^_^;


下っているときは足に余裕があると感じていたんで、次の登りは休まずに走ろうと思った。
けど、やっぱり登りはきつく3割程度は歩いちゃった。
それでもなんとか登りきり、給水ポイントに到着する


ここまでくれば後は2キロほどを下るだけでかなり気が楽になる。
すれ違うのぼりのランナーに元気よく声をかけながら、下っていく。


ゴール地点にはカメラマンが待っており、両腕を上げた万歳ポーズでゴール。
タイムは2時間7分ほど。
全長18キロ近くのコースなんで2時間半から3時間はかかると思っていただけに意外と早いタイムだった。


ゴール地点でアクエリアスを飲みながらかみさんを待つ(ビールはお預け(^_^;)
かみさんは2時間30分ほどでゴール、女子4位であと一歩で表彰を逃す。


この大会は第1回だけど、福島だから敬遠されたのか、宣伝不足なのか、非常に参加者が少なかった。でも、その分、アットホームで雰囲気のいい大会だった。
コースもほとんど整備された登山道で走りやすいから、もっとメジャーになってもいいのに。
まあ、人数が増えすぎるとそれはそれで問題は出てくるけどね。


また参加したいんで、来年も是非開催してもらいたい。