第14北丹沢12時間山岳耐久レース、44キロ

昨日は19時過ぎに寝たこともあり、3時前には目を覚ましてしまった。
同部屋の人たちを起こしちゃ悪いんで、布団でおとなしくしている。


4時には朝食を食べる。
それから準備に取りかかり、5時過ぎに宿を出て会場に向かった。


会場に着いたら、荷物を預けて当たりをぶらつく。
お腹が空いてきたんで、ワッフルを買って食べた。
しばらくしたら、かみさんのトラ仲間であるMちゃんとあった。
Mちゃんからクリームパンをもらい、これでエネルギー補給を完了した。


6時半になり、白ゼッケンの第一ウエーブがスタートした。
同時にピンクゼッケンの第二ウエーブの整列が始まる。
最前列ではないけど、かなり前の方に並ぶことができた。


7時になり第二ウエーブがスタートした。
今日のA目標は8時間切り。前回の練習会の惨敗を考えると高すぎる目標かも・・・
いちおう、B目標は完走(^_^;


スタート直後は急な上り坂。
でも、2キロほどしかないし、渋滞に巻き込まれるのもイヤだから、がんばって走る。
まだ、体が暖まっていないから走りが重いけど、なんとか先頭が見える位置で平丸分岐を通過することができた。
ここから1キロで200メートルほど登る。
何事もなく下ってきて、7キロほどのロードに入る。


水曜日以来休んでいることもあり、快調に走れるようになった。
ただ、まだ先は長いからセーブしていたけど(^_^;
ロードを10分ほど走っていたらもう白ゼッケンの選手に追いついちゃった。この先何人追い抜けるかな。
10キロ過ぎの立石建設のエイドまで休まずに走り切れた。
冷たい水を頭からかけてもらったけど、気持ちいい。
鐘撞山に入る前にリフレッシュできた。


前回の練習会で惨敗した山だけに緊張する。
ただ、第一ウエーブの遅い先週がかなり混じっているんで、登りのペースはかなり緩やか。
足をそれほど使うこともなく、足が攣ることなく1280メートル地点の県境尾根分岐まで登り切れた。
こむら返り対策にVESPAハイパーツムラ漢方芍薬甘草湯を準備してきたけど、ここでは投入せずに済んだ。
頂上からは3.5キロほどの下りになる。
昨日の雨のため、かなりぬかるんでおり滑りやすい。
が、足が残っていることもあり、自分としてはかなり早いペースで下れた。
途中でずるっと来たけど、まだ楽しむ余裕があった。


下りきるとすぐに第一関門になる。
3時間15分と練習会より45分も早く通過した。8時間目標のタイムスケジュールよりも15分早い。
併設したエイドでは、用意してきたおにぎりを食べ、エネルギー補給をする。
それから、第一関門エイドの名物である、もろきゅうをいただく。さっぱりしていて美味しい。
ついでにバナナも食べたけど、補給し過ぎかな(^_^;


5分ほど休んで走り始める。
ここからは未知の世界が始まる。
まずは、日陰沢源頭まで2キロで400メートルほど登る。
かなりきつい。鐘撞山と姫次の登りは考慮に入れていたけど、ここはノーマークだった。
途中で足がピキッと来たんでVespaと芍薬甘草湯を投入した。
なんとか攣りがぶり返すことなく、登り切れた。


ここからは緩い下りのロードになる。
得意なはずなんだけど、足のギアの切り替えがスムーズに行かず、ペースが上がらない。
我慢して走っていたら、砂利道に入った当たりから調子が良くなり、キロ5分を切るペースで走れるようになった。
ガンガン抜かしていく。
完走記を読んでいたら2つ連続トンネルを抜けたら次のエイドと書いてあったんで、走りながら早くトンネルが来ないかなと考えていた。
と言っても、走りは快調で、この区間では一人も抜かれず30人以上は抜いて次のエイドに到着した。
エイドでハイドレーションの水を補給した。
すぐに第二関門なので、あまり休まずに走り出した。


第二関門は4時間40分ほどで通過した。この区間のラップは1時間25分とここも計画より早く通過できた。
関門通過後に大福を食べたり、アミノ酸を二袋注入したりと、一休みする。
5分ほどして、スタートする。
ここまでのタイムなら、8時間切りを狙えそうだ。


が、まだキタタンのラスボスである姫次の登りが控えているから油断ができない。
さあ、登りにチャレンジと思ったら、第二関門の後は急な階段の下りだった。
これで足のリズムをくずしてしまった。
短い階段の下りが終わると急な登りが始まったんだけど、すぐに足が攣ってしまった。
Vespaと芍薬甘草湯を投入したけど、まだまだ続く登りを考えると関門まで戻ってリタイアしたくなった( -_-)
が、まだ7時間以上あるんで休み休み歩いても完走できるはずなんで、気持ちを入れ替えてレースを再開した。
ゆっくりペースだけど休まずに登っていたら、足の方が回復してきたみたい。漢方薬の効果が絶大(^_^;


姫次までの登りは確かにきつい。
ただ、鐘撞山の先とそれほど違いはなく、奥多摩で言えば御前山ぐらいかな。大岳山の登りの方がきついと思う。
そう思うとゆっくりだけどつらさは感じない。


2キロほど登ると風巻ノ頭に到着するはずで、そこを過ぎると少し楽になると完走記に書いてあった。
が、いくら登っても風巻ノ頭の標識が見えない。
そうしているうちに、登り初めて50分ほどしたら大渋滞に巻き込まれる。
この先に崖のような下りがあるみたいで、10分以上も停滞していた。


渋滞を過ぎた後は淡々と登れる。
が、一向に風巻ノ頭は現れない。
そうしていると、上の方から「コーラまであと5分」の声がかかる。
え、コーラは袖平山のはずじゃなかったっけ・・・と言うことはもうとっくに風巻ノ頭は過ぎていたんだね・・・あの東屋があったところがそうなんだろうなあ。


5分ほど歩いて、袖平山の山頂に到着して、コーラをいただいた。
コップに1/3のコーラなんだけど、美味しくてすっかり生き返った。
ここまで運んできてくれたボランティアに感謝します。


袖平山を過ぎ、10分ほどして姫次山頂に到着した。
これで、キタタンのラスボスの攻略完了(^_^;
簡易エイドがあったんで水分を補給する。
FB用に写真を撮ったけど、携帯の圏外だったんで送信できず(-_-;)


ここまでの経過時間は6時間35分ほど。8時間切りは確実だけど、7時間半を切れるかどうか微妙なところ。


姫次からは下り基調なんだけど、最初はちょっとした登り・・・1分ほどで下りになる。
このあたりは整備されたトレイルで走りやすい。
これが最後まで続けば、7時間半を切れるんだけどねえ。
そうは行かず、しばらくすると苦手なテクニカルな下りになる。
イヤだなと思っていたらいきなり転ける(^_^;


その後は緩い登りになる。
走れるぐらいの斜度だけど、つい歩いてしまう。


平丸分岐からは斜度がきつくなる。
もう無理はせず適度なペースで下る。
注意していたはずなのに2回ほど転けた(^_^;
でも、足にダメージはなく無事に平丸まで降りて来れた。


ここまで来たら、残り1キロだし、後はロードだけと思い、ラストスパートをかける。
が、100メートル走ったら、またトレイルコースに入る。
3分ほど走るとトレイルコースを抜け、大会会場に戻ってきた。
ここからは舗装路なんで、今度こそ本当のラストスパートして、ゴール。
タイムは7時間32分ほど。


とりあえず、A目標はクリアーできた。
でも、姫次から歩かなきゃ7時間半を切れたんじゃないかな。
あ、転けたロスが大きかったのかな(^_^;


とりあえず、これで来年は白ゼッケンの資格をゲットできた。
ただ、来年も参加するかどうかは未定。