大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)

評価は★★★☆(満点は★★★★★)
ちょうどパリの同時テロの直後にこの本を読んだことは絶好のタイミングだった。この本に書かれているイスラムとヨーロッパの歴史がまさに再現したかのような出来事だった。
著者、特に佐藤優に対していろいろ批判はあるし、ぼくもこの本への疑問点はある。でも、歴史を過去の物として見るのではなく、現代の政治を読み解く補助線と考える著者達の考えは同意できる。それに、何だかんだ言ってもこの二人は博識だから、自分で考えながら読めば、役に立つ本だと感じた。
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