2017-02-26 坂の途中の家 本 読んだ 評価は★★★★(満点は★★★★★) ミステリーなら真犯人は水穂じゃなくて・・・となるところだけど、そんな展開はなかった。裁判を通して、自分の過去に向き合う理沙子の心情が真に迫って感じられた。ただ、男性なんで疑似体験としか分からないけど、子育ての経験がある女性ならもっと痛切に感じるんだろうな。それにしても、どんな事件でもトラウマが残りそうだから、裁判員に選ばれるのは気が進まない。坂の途中の家作者: 角田光代出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2016/01/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る